府民の生命・身体を脅かす犯罪対策の推進

平成28年重点目標推進結果報告書
府民の生命・身体を脅かす犯罪対策の推進
推進結果
1 人身安全関連事案への迅速かつ的確な組織的対応の推進
○ ストーカー事案、配偶者からの暴力事案等に迅速かつ的確に対応するため、警察本部に24時間体制の初動支援班を新設し、警察署に対する積極的な支援を実施して、被害者等の保護措置の徹底や積極的な事件化を図りました。
○ 児童虐待容疑事案を認知した場合は、早期に児童の安全確認に努め、虐待の疑いがある児童については迅速に児童相談所へ通告したほか、状況に応じて一時保護するなど児童の安全確保を優先とした対応を図りました。
○ 幼い児童が命を落とす痛ましい事件が相次いで発生していることから、児童虐待への対応における取組を更に強化していきます。
2 殺人、強盗、強姦(かん)等重要犯罪の検挙対策の推進
○ 重要犯罪発生時には、初動捜査において最大限の捜査員を集中投入して客観的証拠を迅速に確保し、捜査・鑑識・科学捜査一体となった速攻捜査を推進し、犯人の早期検挙が図れるよう努めました。
○ 強盗や性犯罪等の連続犯・常習犯のおそれがある事件については、発生実態、手口情報、地理的情報等捜査情報の一元的集約、分析を行い、必要な捜査力を投入するなどし、早期検挙による被害の最小化に努めました。
3 重要犯罪に係る長期未解決事件の捜査の推進 
○ ウェブサイト、捜査特別報奨金制度を活用した情報提供の促進や公開捜査による被疑者検挙の推進に努めました。
○ 化学技術の進展等、捜査環境の変化を十分に踏まえ、発生当時の証拠品等の再精査、再鑑定を実施し、粘り強い捜査を行い事件解決を目指しました。
4 府民からの相談等への迅速かつ的確な対応及び被害者支援の推進 
○ 府民から警察に寄せられた様々な相談等に対して、相談者の立場に立って迅速かつ的確な組織的対応に努めました。
○ 被害者等に寄り添って支援を行う「被害者支援班制度」を効果的に運用するなど被害者支援の推進を図りました。
事例
◆ ストーカー規制法違反事件被疑者の検挙
警察署から、不審者申告により発見した男性が「駅で見付けたかわいい女性の部屋を突き止めて何度か部屋を撮影した。」旨供述しているとの連絡を受けて初動支援班が現場に臨場し、被害者の事情聴取やビデオカメラ映像の精査等必要な捜査を行い被疑者を検挙しました。
◆ 女性に対する強盗殺人等事件の検挙
門真市内で発生した強盗殺人等事件について、防犯カメラ精査、DNA型鑑定等の所要の捜査を遂げて、被疑者を早期に検挙しました。
◆ 適切な被害者支援の実施
本年2月、死傷者多数の交通事故において、発生直後から警察署長指揮の下、挙署一体となった支援体制を構築し、ご遺族や被害者の心情に配意した支援を行いました。
参考指標
○ 人身安全関連事案受理等状況
・ ストーカー相談受理件数
平成24年 1423件、平成25年 1720件、平成26年 1451件、平成27年 1255件、平成28年 1406件
・ 配偶者暴力事案相談受理件数
平成24年 4567件、平成25年 5844件、平成26年 8002件、平成27年 8185件、平成28年 8932件
・ 行方不明者届受理件数
平成24年 8915件、平成25年 9022件、平成26年 8132件、平成27年 7705件、平成28年 7508件
・ 児童虐待通告児童数
平成24年 2433人、平成25年 3018人、平成26年 4816人、平成27年 6385人、平成28年 8536人
※ 平成28年の行方不明者届受理件数及び児童虐待通告児童数にあっては暫定値
○ 相談等の受理状況
平成23年 100
平成24年 101
平成25年 110
平成26年 115
平成27年 116
平成28年 111
・ 平成23年の警察本部及び警察署の受理件数を100とし、増加状況を指数で示した。
・ 平成28年中の受理件数は13万2,492件であった。
○ 重要犯罪の認知・検挙件数等
・ 認知件数
重要犯罪 1,758件(前年比 -216件、増減率 -10.9%)
殺人 110件(増減 -8件、増減率 -6.8%)
強盗 401件(増減 +1件、増減率 +0.3%)
放火 184件(増減 -22件、増減率 -10.7%)
強姦 100件(増減 -30件、増減率 -23.1%)
略取誘拐 27件(増減 -9件、増減率 -25.0%)
強制わいせつ 936件(増減 -148件、増減率 -13.7%)
・ 検挙件数
重要犯罪 1,028件(増減 +35件、増減率 +3.5%)
殺人 109件(増減 -5件、増減率 -4.4%)
強盗 237件(増減 -5件、増減率 -2.1%)
放火 94件(増減 +1件、増減率 +1.1%)
強姦 84件(増減 -5件、増減率 -5.6%)
略取誘拐 20件(増減 -8件、増減率 -28.6%)
強制わいせつ 484件(増減 +57件、増減率 +13.3%)
・ 検挙人員
重要犯罪 812人(増減 +2人、増減率 +0.2%)
殺人 99人(増減 -8人、増減率 -7.5%)
強盗 235人(増減 +11人、増減率 +4.9%)
放火 65人(増減 +3人、増減率 +4.8%)
強姦 80人(増減 -13人、増減率 -14.0%)
略取誘拐 21人(増減 -5人、増減率 -19.2%)
強制わいせつ 312人(増減 +14人、増減率 +4.7%)
・ 検挙率
重要犯罪 58.5%(増減 +8.2ポイント)
殺人 99.1%(増減 +2.5ポイント)
強盗 59.1%(増減 -1.4ポイント)
放火 51.1%(増減 +6.0ポイント)
強姦 84.0%(増減 +15.5ポイント)
略取誘拐 74.1%(増減 -3.7ポイント)
強制わいせつ 51.7%(対前年比 +12.3ポイント)