組織犯罪対策及び特殊詐欺対策の推進

平成28年重点目標推進結果報告書
組織犯罪対策及び特殊詐欺対策の推進
推進結果
1 暴力団総合対策の推進
○ 府民の安全を脅かす抗争事件の未然防止に向けた視察活動や先制的な捜査を推進したほか、暴力団の弱体化・壊滅に向けて暴力団構成員を多数検挙するとともに、暴力団排除条例等を効果的に適用する等、暴力団排除活動を推進しました。
2 特殊詐欺対策の推進 
○ 拠点摘発等による犯行グループの検挙や預貯金口座の売買等の特殊詐欺を助長する犯罪の取締りを推進するとともに、金融機関等と連携した水際阻止対策やコールセンターの運用等、特に高齢者の被害防止に向けた取組を推進しました。
○ 被害件数、被害金額ともに過去最悪を上回る等、危機的な情勢にあることから、140人体制の緊急対策プロジェクトチームを設置するなど体制を強化し、部門横断的な総合対策を更に強化していきます。
3 薬物犯罪対策の推進
○ あいりん地域を中心とした薬物密売組織の壊滅、薬物乱用者の徹底検挙、サイバー空間からの薬物密売事犯の取締り及び危険ドラッグに係る諸対策を推進するとともに、関係機関等と連携して、薬物事犯の根絶に向けた広報啓発活動を推進しました。
4 外国人組織犯罪対策の推進
○ 外国人犯罪組織を根付かせないために、国際的なマネー・ローンダリング事件や武装すり集団等の組織的で悪質性の高い犯罪について検挙したほか、留学生や技能実習生等による不法就労事件では、雇用先の摘発を含めた検挙や偽造クレジットカードを使用した詐欺事件の検挙活動を推進しました。
5 犯罪収益対策の推進
○ 歓楽街における違法風俗店の摘発等、あらゆる事件捜査の過程において組織的犯罪処罰法を積極的に適用し、犯罪収益の剝奪に着目した取締りを推進しました。
事例
◆ 暴力行為等処罰に関する法律違反・傷害等事件及び建造物損壊事件の検挙
平成27年12月に発生した、神戸山口組傘下組織組員等に対する傷害等事件及び当時六代目山口組傘下組織事務所に対する建造物損壊事件で、六代目山口組直系組長2人を含む30人を凶器準備結集・集合及び暴力行為等処罰に関する法律違反、傷害で検挙するとともに、神戸山口組傘下組織組員等5人を建造物損壊で検挙しました。
◆ 架空のマスコミ関係者などを騙る特殊詐欺事件の検挙
被疑者のアジトであるマンションの一室を摘発し、番組取材を装い、詐欺被害にあったことがある高齢者から現金をだまし取っていた被疑者3人を検挙しました。
参考指標
○ 暴力団犯罪
・ 検挙人員 平成27年 2,430人、平成28年 2,014人
・ 検挙件数 平成27年 3,413件、平成28年 3,037件
○ 特殊詐欺(平成28年は暫定値)
・ 検挙人員 平成27年 377人、平成28年 395人
・ 検挙件数 平成27年 525件、平成28年 522件
○ 薬物事犯
・ 検挙人員 平成27年 1,524人、平成28年 1,668人
・ 検挙件数 平成27年 2,204件、平成28年 2,461件
○ 外国人犯罪
・ 検挙人員 平成27年 710人、平成28年 677人
・ 検挙件数 平成27年 768件、平成28年 908件