交通死亡事故抑止対策の推進

平成28年重点目標推進結果報告書
交通死亡事故抑止対策の推進
推進結果
1 対象者に応じた交通安全教育・広報啓発活動の推進
○ 幼児から高齢者まで段階的かつきめ細やかな交通安全教育を実施し、報道機関等に積極的に情報提供を行い、交通安全意識の高揚に努めました。
○ 高齢者に対し、事故多発地点周辺地区の交通安全教育を推進するとともに、反射材を靴に直接貼付する等の広報啓発活動を推進しました。
○ 自転車利用者に対し、交通ルール等を理解させるため、関係機関等と連携を図り、「信号守らせ隊」、「自転車安全利用推進優良企業」等を推進するとともに、大阪府自転車条例の施行を捉えた積極的な広報啓発活動を実施しました。
2 交通事故発生実態の分析等に基づく効果的な交通指導取締りの推進
○ 平成27年中の交通死亡事故増加の要因であった、「夜間」、「幹線道路」、「交差点」に重点を置いた交通指導取締りを活動の柱として推進しました。
○ 交通死亡事故等について、現在の発生実態と過去3年間の四半期ごと・月ごとの発生データの分析に基づき、取締計画を策定し、本部及び警察署が一体となって、交通情勢に即した創意工夫を凝らした交通安全諸対策を推進しました。
3 安全で快適な交通環境作りの推進
○ 信号について、夜間の点滅信号交差点や、幹線道路の高速走行抑止パターン等交通実態に即し見直しを推進しました。
○ 交通事故危険箇所に関して、信号機の改良、横断歩道の更改、交差点の改良、交差点の見通しが悪くなるような植栽や看板等を撤去するなど道路管理者等と連携して安全対策や道路交通環境の整備を推進しました。
○ 「通学路」、「ゾーン30」の整備等交通安全対策について推進しました。
4 交通事故事件捜査の徹底と悪質・危険運転者対策の推進
○ ひき逃げ事件や飲酒運転、無免許運転等の運転行為により交通事故を起こした運転者に対して、危険運転致死傷罪を適用するなど、迅速・適正に捜査しました。
○ 常習無免許運転者、大幅な速度超過違反者、駐車禁止除外指定車標章の不正使用者等悪質・危険な運転者に対する検挙対策を推進しました。
事例
◆ 「信号守らせ隊」の拡充
信号無視を敢行した自転車運転者に対する意識調査の結果、「周りの人が信号を守っていれば信号無視をしない。」という回答が6割以上を占めたことを受け、地域ぐるみで信号無視をさせない環境を作るため、周囲に信号遵守の大切さを広める活動をする「信号守らせ隊」の拡充を図りました。
◆ 交差点活動の強化
交通事故が多発する傾向にある路線・交差点を選定し、制服警察官の姿を見せる交差点活動をより効率的に実施しました。
◆ ゾーン30の実施  
府下におけるゾーン30の整備状況については、平成28年度末までに209箇所を整備することを目標とし、平成28年12月末時点で191箇所(約91.4%)の整備が完了しました。
◆ 悪質運転者等に対する捜査の徹底
平成28年4月に本部交通指導課に捜査指導係を新設し、警察署と連携して常習無免許運転者や大幅な速度超過違反者等の検挙対策を推進しました。
参考指標
○ 交通事故死者数の推移(全国・大阪)
全国 平成24年 4,438人
平成25年 4,388人
平成26年 4,113人
平成27年 4,117人
平成28年 3,904人
大阪 平成24年 182人
平成25年 179人
平成26年 143人
平成27年 196人
平成28年 161人
※ H24.H25の全国数値を一部修正(H29.9.4)
○ 交通事故発生件数・死傷者数(全国・大阪)
・ 発生件数
全国 499,201件(対前年比 -37,698件)
大阪 37,920件(対前年比 -2,687件)
・ 死者数
全国 3,904人(対前年比 -213人)
大阪 161人(対前年比 -35人)
・ 負傷者数
全国 618,853人(対前年比 -47,170人)
大阪 45,460人(対前年比 -3,021人)