交通安全教育班

レッツ・トライ!交通安全教育

交通安全教育(高齢者編)

指導内容「交通事故に遭わないために」~シナリオ~

今回はNO.12「交通事故に遭わないために」シナリオを紹介します。
交通安全教育 高齢者編 
高齢者を交通事故から守るためには、地域ぐるみの活動が大切です。地域の皆さんは日常生活の中で高齢者への声かけや安全誘導等をお願いします。また、車を運転する際には、歩行者や自転車などの動きに十分注意しましょう。
家族、地域ぐるみで高齢者の交通事故を防ぎましょう 。
「交通事故に遭わないために」シナリオ

「明るい服装と反射材」
準備物 服パネル、反射材の見本 
みなさん、こんにちは。
今日は、「明るい服装と反射材の活用」について説明しましょう。夕暮れ・夜間に交通事故を防ぐポイントは、早く自分の存在をドライバーに知らせることです。
車やバイクはライトをつけているので歩行者や自転車利用者からはよく見えますが、反対にドライバーからは歩行者や自転車利用者が黒っぽい服装をしていると気がつかないことがあります。
このパネルを見てください。黒いパネルは夜の闇と考えてください。黒色、茶色や青色の服は見えにくいことがわかります。しかし、白色や黄色の服は夜でも見えやすいことがわかります。明るい服装に抵抗がある方は、帽子、マフラー、スカーフなど明るい色の小物を身につけることも効果的です。
黒っぽい服装をしている人は、車が30メートルくらいまで近づかないとドライバーには見えません。明るい服装をしている人は、約40メートル、また、反射材を身につけていれば、素材や輝度により異なりますが、100メートルから120メートル離れていても見えます。
夜間ドライバーから早く見つけてもらうためには、反射材が大変有効です。
反射材は、車のライトがあたると光り、ドライバーに自分の存在を早く知らせることができます。
反射材は自ら光を出すものではありません。車やバイクのライトがあたると、その光の元にはね返す特性があります。反射材を身につけて歩いているとき、車のライトがあたっても自分には光っているようには見えませんが、ドライバーには反射材が光って見えています。
反射材には、自転車の車輪につけるリフレクター、キーホルダー、靴のかかとやステッキなどに貼る反射シールなど、色々な種類があります。
夕暮れ時や夜間出かけるときは、明るい色の服装に心がけ、反射材を活用するなどドライバーに早く自分の存在を知らせてください。
高齢者を交通事故から守るため」 シナリオ
準備物 パネル「高齢者の事故の特徴」、「認知」、「判断」、「行動」
みなさん、こんにちは
今日は「高齢者を交通事故から守るためのポイント」について説明します。地域の皆さんが協力して高齢者の交通事故を防ぎましょう。
ここでは、「高齢者の交通事故の特徴」と「年齢と身体機能の変化」を紹介します。まず、「高齢者の交通事故の特徴」です。
交通事故死者数は全体の約3割が65歳以上の高齢者で、その約9割が歩行中・自転乗用中です。
歩行中の事故原因の多くが、信号無視や横断禁止場所横断、横断歩道外横断などの前後からの横断などの危険な道路の横断です。
自転車乗用中の交通事故の原因の多くが、信号無視や安全確認をしない安全不確認、交差点安全進行の違反です。
交通事故の約7割が自宅から1キロメートル以内の通り慣れた場所で発生しています。
次は、「年齢と身体機能の変化」について説明します。
まず、「認知(視覚)」です。
年齢を重ねるとともに、新聞が読みづらいとか、色の識別がしづらくなります。これは、誰にでも起こるものです。
高齢者は、視力や聴力が弱まることから信号を見落すことや、また、車が近づいていることに気づかず交通事故に遭うかもしれません。
つぎは、「判断」です。
目で見て様々な情報を取り、道路を安全に横断できるか判断します。
その判断が誤っていると、車が近づくまでに道路を渡れると思って道路の横断を始めましたが、思ったより車の速度が速く、道路を渡りきれずに交通事故に遭うかもしれません。
そして、「行動」です。
運動機能が変化することによって、若い頃に比べ、歩く速度もゆっくりになっています。青信号になってしばらくしてから、青のうちに交差点を渡りきれると思い渡り始めましたが、横断の途中で信号が赤色になり、道路を渡りきれずに交通事故に遭うかもしれません。
このような高齢者の「交通事故の特徴」や「身体機能の変化」を知り、
信号を守る
一時停止をする
安全確認をする
などの「基本的な交通ルールを守る」そして「ゆとりを持った行動をする」ことによって、交通事故を防ぐことができます。
また、高齢者の交通事故を防ぐためには、地域のみなさんの協力が必要です。みなさんで高齢者に交通安全の声かけをしましょう。
家庭では、出かける前に
「家の近くで事故が多いそうよ。交差点では必ず止まって、車の動きに注意してね。」
など、必ず声をかけましょう。
地域では、高齢者が交差点を渡っているときは、
「一緒に渡りましょう。」
など、声をかけてあげましょう。