大阪府警察におけるサイバー犯罪対策

サイバー犯罪とは?

サイバー犯罪とは、次の4種類に該当する犯罪をいいます。

1 不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反

不正アクセス行為とは、他人のID・パスワードを悪用したり、コンピュータ・プログラムの欠陥をつくことにより、本来アクセスする権限のないコンピュータ(サーバ)を利用する犯罪です。
不正アクセス禁止法違反は、一部改正され、平成24年5月1日から施行されています。
主な改正点としては、

  • フィッシングサイトの開設
  • フィッシングメールの送信
  • ID・パスワードの不正取得、不正保管

等が禁止行為として新たに規定され、また、不正アクセス行為については罰則が引き上げられました。
※ フィッシングとは、銀行やクレジットカード会社などの企業を装ったホームページや電子メールを用いて個人の金融情報を聞きだそうとする手口です。
例示としては、

  • ID・パスワードを盗み取るため、金融機関等になりすまして、「お客様会員情報の更新について」等のサイトを立ち上げる。
  • 金融機関等になりすまして、ID・パスワード等を入力させる内容の電子メールを送信する。
  • 金融機関等からの正規の案内メールと誤信させて、ID・パスワードを入力させて取得する。

行為などです。

2 コンピュータ・電磁的記録対象犯罪

電子計算機損壊等業務妨害罪・電子計算機使用詐欺罪等です。
例示としては、

  • ホームページのデータを無断で書き換える。
  • 金融機関などのオンライン端末を不正操作し、無断で他人の口座から自分の口座に預金を移す

行為などです。

3 不正指令電磁的記録に関する犯罪

コンピュータ・ウイルス(不正指令電磁的記録)の作成・供用罪等が不正指令電磁的記録に関する犯罪です。
例示としては、

  • 他人のパソコンのデータを破壊するためウイルスを作って保存する
  • ネット上で事情を知らない人にウイルスをばらまく

行為などです。

4 ネットワーク利用犯罪

犯罪の構成要件に該当する行為について、インターネット等を利用した犯罪又は構成要件該当行為ではないものの、犯罪の実行に必要不可欠な手段として、インターネット等を利用した犯罪です。
例示としては、

  • ホームページ上で他人を誹謗中傷する名誉毀損事件
  • 電子掲示板などで犯行予告を行う脅迫事件
  • インターネットオークションでの詐欺事件
  • 電子掲示板に販売広告を掲示して覚醒剤を販売した覚せい剤取締法違反事件
  • わいせつ図画・児童ポルノ等を不特定の人に閲覧させた事件

などです。