インターネット上の有害情報から子どもを守るために

児童生徒の携帯電話利用状況の調査結果

少年課と大阪府青少年課は、大阪府教育委員会等と連携し、少年を取り巻く有害環境浄化活動の一環として、標記の調査を実施しましたのでお知らせします。

調査方法

紙媒体による個別回答方式

調査対象

大阪府下の国公私立学校の児童生徒(抽出)及び保護者

校種別 調査校数 有効回答数
国公立 私立 児童生徒数 保護者数
小学校6年生 20 7 2,581 2,059
中学校1年生 14 5 2,402 1,869
高校1年生 11 10 2,574 1,548

調査期間

平成25年6月17日から同年7月31日までの間

調査結果

携帯電話の所持率

調査人数:小学校6年生2,581人、中学校1年生2,402人、高校1年生2,574人

小学校6年生 中学校1年生 高校1年生
所持率 うち
スマホ率
所持率 うち
スマホ率
所持率 うち
スマホ率
合計 63.2% 24.6% 69.8% 47.7% 95.4% 85.1%
男子 56.8% 27.0% 62.1% 48.0% 92.3% 82.4%
女子 70.4% 23.0% 78.2% 45.6% 98.3% 87.7%
  • 携帯電話の所持率は学年が上がるにつれ高く、高校1年生では9割超。男女別では女子の所持率が高い。

※ 内閣府の調査結果(平成24年11月実施・10から17歳を対象)
携帯電話所持率 小学生 27.5%、中学生 51.6%、高校生 98.1%

  • 所持者のうちスマートフォン所持者の占める割合も学年が上がるにつれて高く、高校1年生では8割超。

家庭におけるルールの設定状況

調査人数:小学校6年生保護者1,231人・児童1,631人、中学校1年生保護者1,229人・児童1,677人、高校1年生保護者1,479人・児童2,456人

小学校6年生 中学校1年生 高校1年生
保護者 児童 保護者 児童 保護者 児童
85.4% 64.5% 87.8% 64.2% 79.1% 37.7%
  • 保護者の約8割が何らかのルールを決めていると回答しているが、児童生徒の回答と認識の違いが見られ、特に高校1年生では顕著。

ルール別
(調査人数:小学校6年生保護者1,231人・児童1,631人、中学校1年生保護者1,229人・児童1,677人、高校1年生保護者1,479人・児童2,456人)

小学校6年生 中学校1年生 高校1年生
保護者 児童 ​保護者 児童 ​保護者 児童
メール使用制限 39.9% 19.5% 21.8% 8.8% 5.9% 1.0%
サイト利用制限 48.3% 28.9% 54.8% 28.1% 40.4% 13.1%
その他 69.0% 42.2% 75.0% 45.0% 72.1% 26.8%

フィルタリング利用率

調査人数:小学校6年生保護者1,231人・児童1,631人、中学校1年生保護者1,229人・児童1,677人、高校1年生保護者1,479人・児童2,456人

小学校6年生 中学校1年生 高校1年生
保護者 児童 ​保護者 児童 ​保護者 児童
利用している 70.2% 53.0% 66.3% 41.3% 43.4% 31.8%
  • フィルタリングを利用していると回答した保護者の割合は学年が上がるにつれ低く、高校1年生では5割以下。

※ 「フィルタリング利用」は、フィルタリングを設定している場合のほかに、インターネットに接続できない機種・設定の場合を含む。
※ 内閣府の調査結果(保護者) 小学生 76.5%、中学生 68.9%、高校生 54.4%

  • フィルタリングを利用していない主な理由(保護者回答)

・ 子どもを信用している・フィルタリングは必要ない
・ フィルタリングのことをよく知らなかった

保護者による利用状況の把握

調査人数:小学校6年生保護者1,231人、中学校1年生保護者1,229人、高校1年生保護者1,479人


小学校6年生
保護者
中学校1年生
保護者
高校1年生
保護者
利用時間 75.6% 71.2% 42.1%
連絡・メール交換相手 78.8% 62.6% 27.0%
利用サイト・アプリ 55.8% 58.9% 37.6%
  • 利用状況を把握していると回答した保護者の割合は、高学年ほど低い傾向。

SNS・無料通話等アプリの利用状況

調査人数:小学校6年生1,631人、中学校1年生1,677人、高校1年生2,456人

小学校6年生 中学校1年生 高校1年生
SNS 利用率 うち
出会い率
利用率 うち
出会い率
利用率 ​うち
出会い率
24.6% 40.3% 31.7% 52.6% 68.8% 49.7%
小学校6年生 中学校1年生 高校1年生
無料通話等
アプリ
利用率 うち
出会い率
利用率 うち
出会い率
利用率 ​うち
出会い率
22.4% 16.1% 48.6% 29.9% 87.1% 36.4%

※ SNSとは「モバゲー」「mixi(ミクシー)」「グリー」など、知らない者どうしでも交流できるサイト
※ 無料通話等アプリとは「LINE(ライン)」「カカオトーク」「comm(コム)」などのコミュニケーションアプリ
※「出会い率」とは利用者のうち、見ず知らずの人と知り合ったことのある者の割合

  • SNS、無料通話等アプリとも利用率は学年が上がるにつれ高く、無料通話等アプリは高校1年生で9割近くが利用。
  • SNS利用者で見ず知らずの人と知り合ったことがある者の割合は4から5割、無料通話等アプリでは小学校6年生で6人に1人、高校1年生で3人に1人。

携帯電話やインターネットに起因する被害経験

調査人数:小学校6年生2,581人、中学校1年生2,402人、高校1年生:2,574人

小学校6年生 中学校1年生 高校1年生
被害経験有り 3.1% 3.7% 7.6%
うち誰にも相談しなかった 28.8% 41.1% 30.1%
  • 無断で電話番号や悪口を書き込まれたり、いじめを受けたりした経験のある児童生徒は、各学年で1割以下であるが、そのうち誰にも相談しなかったとの回答が、小学校6年生・高校1年生で約3割、中学校1年生で約4割。

保護者の皆様へ

お子様が、被害者・加害者にならないためには、保護者の方がまず携帯電話に潜む危険性を理解したうえで、

  • ご家庭でルールを作り、そのルールをきっちり守らせること
  • お子様の携帯電話の利用状況を確認すること
  • フィルタリングを設定すること、頼まれても解除しないこと

など、保護者の方が常にお子様に目を向けることが大切です。
この機会に是非、お子様と携帯電話について話し合ってください。 
 
少年課では、調査結果を元に保護者向けの広報啓発チラシを作成しました。
PTAの会議や自治会の集会など、あらゆる機会を通じて、このチラシを活用してください。​

チラシ(表)

チラシ(表)
PDFファイルHTMLファイル

​チラシ(裏)

チラシ(裏)
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