インターネット上の有害情報から子どもを守るために

子どもたちが狙われています!~児童がネット利用で実際に被害にあった具体例~

神奈川県座間市において、自殺願望等をSNS上に投稿するなどした女子高校生3人を含む9人の方が殺害される事件が発生しました。同事件については、被疑者が「死にたい」などの投稿をしていた被害者らと接触し、待ち合わせの日時や場所のやり取りを行っていたことが明らかになっています。
犯行の動機・背景等を含め鋭意捜査を推進中ですが、過去にもSNSを通じた殺人事件等が発生しています。

CASE1.SNSを通じた出会いからの被害
【犯行手口】
 ・SNSを通じて、被疑者と女子高校生が知り合う
 ・メール等のやり取りを通じて、被疑者と女子高校生が実際に会う約束をする
【被害事態】
 山中に車で連れて行かれ殺害される
【検挙】
 被疑者を殺人・死体遺棄で検挙
【その他】
 平成28年には、SNSの利用に起因して略取誘拐の被害に遭った児童が20人も!
犯罪者は理解者のふりをして、子どもに近付いてきます!実際に会うのは危険です!

CASE2.19歳のイケメン大学生になりすました犯行
【犯行手口】
 ・19歳の大学生モデルになりすました被疑者が、ネット掲示板に書き込まれた(公開された)LINEのIDを通じて女子中学生と知り合う(お互いにLINEのIDを交換)
 ・女子中学生のLINEグループに招待してもらう
 ・LINEグループ内の女子中学生等から裸の画像を送信させる
 ・LINEグループ内のほかの女子中学生等からも裸の画像を送信させる(これを繰り返す)
【被害事態】
 ・約130人の女子児童が自分の裸の写真を送信させられる
 ・裸の写真を送らされた小学生もいる
【検挙】
 46歳の被疑者を児童買春・児童ポルノ禁止法違反により検挙
友達の友達は「知っている人」ではありません。あなたを狙う犯罪者かもしれません!

CASE3.援助交際をきっかけとした被害
【犯行手口】
 ・被害児童が利用するブログ、Twitter等にコメントを書き込み、LINE、メールの連絡先を交換
 ・言葉巧みに女子児童との親密度を高め、1回10万円支払うことを約束して、援助交際を要求
 ・ホテルで児童と性交し、その場面や児童の学生証をスマートフォンで撮影
 ・約束していたお金を払わないばかりか、後日、撮影した動画等をネタにして再度性交を要求
 ・児童が性交を断ると「撮影した画像をインターネット上に流す」等と脅迫
【被害実態】
 全国各地で56人の児童が被害に遭う
【検挙】
 被疑者を児童買春・児童ポルノ禁止法違反、窃盗、強要未遂により検挙
援助交際は、大きな危険が伴います。
中には暴力団員等の犯罪者から脅迫や監禁等の被害に遭わされたケースもあります!

CASE4.女の子向けスマホゲームによる被害
【犯行手口】
 ・ゲームアプリの掲示板にLINEのスタンプ無料提供を呼びかける
 ・無料提供の呼びかけに応じた女子児童とLINEでやりとりをする中で、裸の写真を撮って送るように脅迫
 ・別のスマートフォンを使い、同年代の女子児童になりすまして不安を煽るとともに、裸の写真を送った方がいいと要求に従うよう仕向ける
 ・女子児童から送信させた裸の画像を元に、別の女子児童になりすまして第三者に提供(児童ポルノ画像が拡散)
【被害実態】
 ・100人以上の女子児童が児童ポルノ画像を送信
 ・被疑者に呼び出されて性被害を受けた女子児童も
【検挙】
 被疑者を強制わいせつ・児童買春・児童ポルノ禁止法違反等により検挙
犯罪者に手の込んだ手口を使われると子どもだけで手に負えないことがあります。親、先生、警察にすぐ相談を!

SNSは「利用規約」等を守って正しく使いましょう!
・自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引、助長する表現を投稿・送信しない
・反社会的内容、他人に不快感を与える表現を投稿・送信しない 等

もしもこのようなトラブルや犯罪被害にあってしまったら・・・
都道府県警察の少年相談窓口について(警察庁ホームページ)
http://www.npa.go.jp/higaisya/shien/torikumi/madoguchi.html