性犯罪の発生状況

強姦・強制わいせつの認知状況(平成28年中)

平成28年中、大阪府警察では、
強姦 100件
強制わいせつ 936件
の発生を認知しており、強姦は30件、強制わいせつ148件と減少しており、強姦、強制わいせつともに3年連続減少しています。
これらの発生状況を分析した結果については、以下のとおりです。

被害者学職別


※ 学生の内訳

強制わいせつの被害は、学生が全体の約半数を占めており、学生の中では小学生の被害が最も多くなっています。

被害者年代別

強姦、強制わいせつともに20歳代の被害者が最も多く、強姦・強制わいせつのいずれも、被害者の約80%が10歳代、20歳代となっています。

発生時間別

強姦については午前0時台から午前1時台、強制わいせつについては午後9時台から翌午前0時台の発生が多くなっています。
小・中学生の強制わいせつの被害については、登下校時間帯に多く発生しています。

発生場所別

強姦については、マンション等の共同住宅が最も多く、次いでホテルやカラオケボックスなどの店舗等での被害が多くなっています。
強制わいせつについては、道路上での発生が半数を超えており、後方から抱きつかれるケースが目立ちます。イヤホンで音楽を聴きながらや、携帯電話を使用しながら等、いわゆる「ながら歩き」中の被害も多発しています。
次に多いのは共同住宅ですが、室内よりも、エントランス、エレベーター、通路、階段等の共用スペースで多く発生しており、自宅前で玄関のドアを開けようとする際に被害にあうケースもあります。
また、就寝中に鍵の掛かっていない玄関ドアやベランダの窓から部屋の中に侵入されて、強姦や強制わいせつの被害にあうケースも発生しています。

ちかん等の卑わいな行為(大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例第6条違反)の発生状況

大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例第6条で定めている卑わいな行為とは、公共の場所で 

  • 衣服等の上から直接人の体を触る(ちかん)
  • カメラ等で下着を撮影する(盗撮)
  • 卑わいな言葉を言ったり、卑わいな行動をする(卑わいな言動)

等、著しく羞恥させ、不安を覚えさせる行為で、平成28年中は728件の検挙がありました。
平成27年中の件数より増加しており、特にちかんが増えています。

<検挙件数の内訳>

ちかんの発生場所は、電車内、道路上での発生が多くなっています。
道路上での発生は、自転車や単車に乗った犯人が被害者とすれ違う際に、また、追い抜き際に体を触るケースが多く、被害者が歩いている時だけでなく、自転車に乗っている時も同様の被害にあっています。
電車内のちかんは通学・通勤時間帯が一番多く発生しています。

盗撮の発生場所は、「駅のエスカレーターや階段」が多く、ショッピングモール等の商業施設、電車等の公共交通機関等でも発生しています。
盗撮行為に使われた物は、「カメラ付き携帯電話」「スマートフォン」が多数を占めています。