性犯罪の発生状況

強姦・強制わいせつの認知状況(平成27年中)

平成27年中、大阪府警察では、
強姦 130件
強制わいせつ 1,084件
の発生を認知しており、強姦は4件、強制わいせつ105件と減少しており、強姦、強制わいせつともに2年連続減少しています。
しかし、13歳未満の子どもの強制わいせつの件数は昨年より19件増加しています。
これらの発生状況を分析した結果については、以下のとおりです。

被害者学職別


※ 学生の内訳

強制わいせつの被害は、学生が全体の半数を占めており、高校生の被害が最も多くなっています。全体数は減少していますが、小学生の件数については増加しています。

被害者年代別

強姦は20歳代、強制わいせつは10歳代の被害者が最も多く、強姦・強制わいせつのいずれも、全体の85%以上が20歳代以下の被害者となっています。

発生時間別

強姦、強制わいせつともに、夜間の発生が多く、午後8時ころから増え始め、午前0時台が最も多く発生しています。
午後3時ころから午後7時ころに発生している強制わいせつの被害者は、小学生、中学生がほとんどです。

発生場所別

強姦については、マンション等の共同住宅や一戸建住宅等の室内での発生が約半数で、ホテル、飲食店等の店舗内が次に多くなっています。
強制わいせつについては、道路上での発生が半数を超えており、後方から抱きつくケースが多く、道を尋ねるなど被害者に声をかけて近づき体を触るケースも多く発生しています。
次に多いのは共同住宅ですが、室内よりも、マンションの出入口、エントランス、エレベーター、通路、階段等の共用スペースで多く発生しています。
また、自宅前で玄関のドアを開けようとするところを襲われるケースもあります。

ちかん等の卑わいな行為(大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例第6条違反)の発生状況

大阪府公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例第6条で定めている卑わいな行為とは、公共の場所で 

  • 衣服等の上から直接人の体を触る(ちかん)
  • カメラ等で下着を撮影する(盗撮)
  • 卑わいな言葉を言ったり、卑わいな行動をする(卑わいな言動)

等、著しく羞恥させ、不安を覚えさせる行為で、平成27年中は715件の検挙がありました。
平成26年中の件数より増加しており、盗撮が増えています。

<検挙件数の内訳>

ちかんの発生場所は、電車内、道路上での発生が多くなっています。
道路上での発生は、自転車に乗った犯人が被害者とすれ違う際に、また、追い抜き際に体を触るケースが多く発生しています。
電車内のちかんは通学・通勤時間帯が一番多く発生しています。

盗撮の発生場所は、「駅のエスカレーターや階段」が多く、ショッピングモール等の商業施設、電車等の公共交通機関等でも発生しています。
盗撮行為に使われた物は、「カメラ付き携帯電話」「スマートフォン」が多数を占めています。