各部門の警察官からのメッセージ

府民安全対策課 巡査長

1 担当業務について教えてください。

私は現在、府民の皆さんが犯罪の被害に遭わないよう、府民に直接接して防犯指導を行う専門チーム「生活安全指導班(女性6人で構成)」に所属しています。
私達の防犯指導は「分かりやすく楽しく」がモットーなので、子どもには着ぐるみを活用して誘拐に遭わないための話をしたり、大人には私達が犯人になりきって犯人目線で犯罪の手口を紹介する等、被害に遭わないためのポイントを伝えています。

2 警察官を目指した理由は?

私は、小さい頃から、いつかは人の役に立つ仕事がしたいと考えていました。そして、高校3年の三者面談の際、担任教師から「お前は責任感も強いし体力もあるから警察官が向いている」と言われ、「これだ!!」と思い、警察官を目指そうと思いました。

3 女性として警察官になることにためらいはありましたか?

高校まで部活動でテニスをしていたので体力には自信がありましたが、男性警察官と同じ訓練を受けると聞いた時は男性についていけるか不安でした。また、現場では、女性だからとなめられないか、また、犯人を逮捕する際、力で負けて逃がしてしまうのではないかなど、不安でいっぱいでした。

4 実際に働いてみてどうでしたか?

警察学校の訓練は本当に厳しく何度もくじけそうになりましたが、その度に同僚や教官に励まされ、応援や協力をしてもらい最後まで乗り切ることができました。
交番勤務員として働いている時には、少年のたまり場で補導をしようとした際、少年の人数が多く自分一人では対応できないと思い応援を要請したところ、同僚や上司だけではなく、生活安全課の人達まで直ぐに現場に応援に駆けつけてくれて事態を収めることができました。

5 印象が残った取扱いについて教えてください。

特殊詐欺被害防止教室のため老人会に行った時、ある女性から「あんたらの話、分かりやすいわ!周りの人にも広めやすいねん。実際妹に教えてあげたら妹が詐欺の被害を未然に防ぐことができたんや。ホンマおおきに!」とお礼を言われました。
私達の活動が、話を直接聞いた人だけではなく、その周りの人たちにも広まり、被害防止に役立っているのだと嬉しくなりました。

6 警察官のやり甲斐について感じるところを教えてください。

警察官の仕事内容は多種多様ですが、どの部門の仕事がしたいという自らの希望や適性により、専門的に従事することができます。私は生活安全部に入ったら、絶対、生活安全指導班に入りたい!防犯広報をしたい!と思っていたので、子どもから高齢者まで様々な人達から「分かりやすかった。気をつけるわ、ありがとう。」と言われると、この業務に従事することができて本当に幸せに感じます。

7 「大阪府警と言えば?」連想する言葉とその理由について。

「一致団結~one for all  all for one」
交番勤務の時、警察署生活安全課員の時、現在の生活安全指導班、全ての部署において困難に直面した際、どんな時も周りの人が協力や援助をしてくれました。それは私だけではなく、警察職員全ての人が経験したことだと思います。一人で全て解決するのではなく皆で取り組みます。まさに家族のような温かさに包まれた組織です。

8 警察官を目指している皆さんへのメッセージをお願いします。

警察官の仕事は本当に厳しいです。でも、やる気さえあれば自分の希望する職務に就くことができ、自分を向上させることができます。責任の重い大変な仕事ではありますが、やり甲斐があり、楽しむことができます。くじけそうになっても助けてくれる上司同僚がたくさんいます。組織の一員になってくれることを待っています。

9 特に女性の方へのメッセージをお願いします。

「女性だから体力的についていけない。」という理由だけであきらめないでください。女性でも責任ある仕事を任されます。女性だからこそできる仕事もたくさんあります。
皆、最初は不安だらけです。でも、訓練を続ければ体力はつきます。経験を重ねれば実力も備わります。女性ならではの悩みがあっても、女性の先輩、上司がたくさんいるのでアドバイスをもらえます。一人で抱え込むことはありません。
女性の皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!