各部門の警察官からのメッセージ

駐車管理課 巡査部長

1 担当業務について教えてください。

駐車違反車両の使用者責任追及のため、車の所有者の所在調査を行っています。
駐車環境が改善されれば、交通の安全と円滑にもつながり、交通事故も減らすことができます。

2 警察官を目指した理由は?

私の父親と兄が同じ大阪府警の警察官であったことから、警察官という仕事については小さい頃から漠然としたイメージはありました。大学生の時に、兄の警察学校の卒業式に参列する機会がありました。はつらつとした若手警察官の姿を見たときに、生まれ育った大阪のために、自分も何かしてみたいと感じ、多くの女性警察官が活躍している大阪府警察を志望しました。

3 女性として警察官になることにためらいはありましたか?

ケンカで荒れた現場で女性の私がやっていけるかという不安は正直ありました。
しかし、力で相手をねじ伏せるだけが警察官の仕事ではない、女性の私でもできることはいくらでもあるはずだと前向きに考え、警察学校での訓練に励みました。

4 実際に働いてみてどうでしたか?

警察学校時代から男性警察官と共に訓練に励み、気力、体力の錬成に励みました。
交番勤務での最初の頃は、仕事に対する自信の無さから、巡回連絡の際に「本当に警察官か」と疑われ、警察手帳の提示を求められたこともありました。しかし、困ったことがあれば、上司・先輩方から「こうしたらいいよ」といつも温かく声を掛けていただいています。一人で仕事をしているのではない、警察官の仕事はチームワークが大切なんだ、と今も感じます。

5 既婚者の方に伺います。家庭と仕事の両立について教えて下さい。

子供を出産し、職場復帰した時、改めてこの職場のありがたみが分かりました。
私は現在、5才の娘と2才の息子という、子育て真っ直中の身ですが、保育園の送迎のために朝と夕方に部分休業を取得し、子供の病気の際には看護休暇を取得するなど、大阪府警の両立支援の制度をフルに活用させていただいています。
また、現在の職場には、家庭と仕事を両立されている女性警察官の先輩方が数多くおられ、公私共に多くのアドバイスをいただいています。
働くママさんにとって、一番の恐怖は、子供の急病などによる保育園からのお迎えの電話です。その際も、「早く迎えに行ってあげて」と温かい言葉をかけていただき、周りのサポートのありがたみを常に感じています。
任された仕事は、優先順位をつけて進めていく、日頃から上司、同僚と情報を共有化することが、仕事を進めていく上で大事だと感じています。
疲れて帰ってきても、子供の笑顔を見れば、元気になりますし、勤務時間は仕事に打ち込むことで、公私のメリハリをつけることができ、家庭と仕事の両立ができているのかなと感じています。

6 印象に残った取扱いについて教えてください。

交通部門では、様々な交通違反を取り扱いましたが、大半が善良な府民の方々であるのに対し、中には、警察官を欺き、罪から逃れようとする者がいるのも事実です。
実際私も交通違反の取り扱いの際、違反者の言うことを信じ、取り調べをしましたが、後で偽りの氏名、生年月日を申告していたことが分かり、無免許運転の被疑者であることが分かったという苦い経験があります。
女性としてソフトな対応をしつつ、警察官として真実を見抜く目を養うことが必要であると深く考えさせられました。

7 警察官のやり甲斐について感じるところを教えてください。

警察官のどの仕事も原点は「住民の安全と治安の維持」のためになるところです。
私が経験した業務では、交番勤務は一番身近に府民に接し、困った人を現場で直接助けることができました。
交通部門では、交通違反を取り締まったり、交通安全教育を行うことにより、不幸な交通事故をなくすことができます。
現担当業務では、駐車違反した車両の使用者に対する責任追及を行っていますが、駐車違反を減らすことで交通の安全と円滑を図り、道路環境を良くし、住みよいまちづくりに貢献できる仕事だと思っています。
利益追求ではない、「府民のため」の仕事、とてもやり甲斐のある仕事だと思います。

8 「大阪府警と言えば?」連想する言葉とその理由について。

「なにわのおまわりさん」が連想されます。
テレビ等でも、大阪府警のものだとすぐに分かるくらい、大阪弁のおまわりさんは迫力があるイメージです。しかし、実際は人情味があり、温かい警察官ばかりです。
悪には厳しく、善良な府民には優しくて、頼りになるおまわりさん。私もそのような警察官になれるよう、日々努力しています。

9 警察官を目指している皆さんへのメッセージをお願いします。

大阪府警には、個々の能力を最大限発揮できる様々な職域があります。
また、利益追求が目的ではなく、「大阪の治安を守る」という、崇高な職業であり、私も家族に胸を張っていえる職業です。
警察官という職業に、「やっていけるかな」という不安をかかえている方も多いと思いますが、警察官として仕事をするにつれ、次第に「警察官」らしくなってくるものです。「頑張ってみたい」その気持ちだけ持って警察官を目指して下さい。若く、やる気に満ちた皆さんと勤務できることを楽しみにしています。

10 特に女性の方へのメッセージをお願いします。

大阪府警には、女性がその能力を最大限発揮できる職域が多々あります。
また、大企業にも負けない、家庭と仕事の両立支援制度も整っていて、女性が働きやすい職場でもあります。
私は、助教官として警察学校で勤務していた時に、多くの女性警察官の成長を見てきましたが、どの学生も訓練を重ねるにつれ、気力、体力共に「女性警察官の卵からヒナ」に成長してきていました。
「私でも大丈夫かな」と不安だとは思いますが、心配はいりません。私たちが先輩としてサポートしていきます。皆さんと一緒に勤務できることを楽しみにしています。