各部門の警察官からのメッセージ

警衛警護課 巡査長

1 担当業務について教えてください。

私は、来阪する皇室の方々や内閣総理大臣・国賓等の要人の身辺を護る仕事をしています。万が一、国内外の要人に危害が及ぶと国全体の治安に影響を及ぼしかねません。警衛警護の業務は、一瞬たりとも気を抜くことが出来ない重要な職務であり、常に責任感・緊張感を持って業務に従事しています。

2 警察官を目指した理由は?

私は、小学校から大学卒業まで陸上競技一筋でやってきました。
この間、やりたいことを好き勝手にさせてもらったので、いろいろとサポートしてくれた両親を安心させたいという気持ちと〝自分の将来〟を考えたときに、「誇りを持って取り組める仕事につきたい」「陸上で培った体力・精神力を生かす仕事がしたい」との思いから、自ずと「警察官」を志望するようになりました。

3 女性として警察官になることにためらいはありましたか?

はい。ありました。
まずは第一の難関である警察学校を無事に卒業出来るのか不安で仕方がなかったことを今でも覚えています

4 実際に働いてみてどうでしたか?

警察学校時代は同期に助けられ、赴任先では職場環境に非常に恵まれ、上司・先輩・同僚みんな良い方ばかりでした。
赴任当初は、事案処理にも慣れていない中で、自信もなく事案対応をしていたところ、一般の方から「お嬢ちゃんじゃなくて男の警察官と話がしたい」と相手にしてもらえず対応に悩んだこともありましたが、部門を問わず女性幹部や先輩がたくさんおられたおかげで、些細なことでも相談に乗ってもらえ、的確なアドバイスをもらうことが出来ました。そのおかげで、現在も「警察官」を続けられているのだと思います。

5 印象が残った取扱いについて教えてください。

内閣総理大臣の警護です。
大阪での日程が直前まで決まらなかったため、関係者との打合せ、現場確認等の事前準備を短期間でやらなくてはなりませんでした。また、緊張感が立ち込める現場での任務でしたので、とにかく大変でした。
この任務を完遂するため、大阪の警衛警護課だけでなく、関係警察署・機関と一致団結し「総理を護り抜く」という一つの目標に向かって全力で警護にあたりました。
そして警護を無事に終えられたときの、なんとも言えない達成感は今でも忘れられません。

6 警察官のやり甲斐について感じるところを教えてください。

様々な立場の人に接する仕事をしていますので、誰に対しても思いやりのある警察官になることが私の理想です。以前、事案処理の際に接した府民の方から「ありがとう」と感謝されたときに人の役に立つことが出来て良かったという充実感がこみ上げてきました。
現在は、内閣総理大臣をはじめ外国要人の来阪に伴う警護や皇室の方々を護る警衛において、数少ない女性警護員として緊張感の中、警衛警護現場に臨み、与えられた任務を全うしたときの達成感から私は「警察官」であることに強くやり甲斐を感じます。

7「大阪府警と言えば?」連想する言葉とその理由について。

「家族のような組織」です。
仲間を助け支え合い、ときには厳しく指導を受け、自分自身を成長させてくれる絆の深い組織です。

8 警察官を目指している皆さんへのメッセージをお願いします。

警察官という仕事は、厳しく辛いこともたくさんあります。
しかし、それ以上に自分自身が成長することのできる、やり甲斐ある仕事です。
大阪府警察官を目指している皆さん、一緒に仕事を出来る日を楽しみにしています。

9 特に女性の方へのメッセージをお願いします。

男性のように力強く、たくましくはないかもしれませんが、女性にしか出来ないこともたくさんあります。警察官になりたいという熱い思いさえあれば、どんな試練も乗り越えられると私は思います。女性の力を充分に発揮出来る場所がここにあります。
是非、一緒に大阪の街を守りませんか。​