適性相談に関すること

睡眠時無呼吸症候群(SAS)について

SASとは

漫然運転や居眠り運転の原因として、近年、注目を集めているのが「睡眠時無呼吸症候群」(SAS:Sleep Apnea Syndrome)と呼ばれる病気です。SASは、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的に繰り返される病気です。その結果、十分に睡眠がとれないことから、日中に強い眠気を感じたり、居眠りをするなど、集中力や活力に欠ける状態になります。
SASと診断する基準は、無呼吸、低呼吸(呼吸の量が減少した状態)の回数が、1時間あたり15回以上であるか、1時間あたり5回以上でかつ日中眠気や夜間睡眠が浅くなるなどの自覚症状があるものをいいます。

SASと交通事故

SASと交通事故の関係については、1980年代の後半から欧米において研究が行われており、SAS患者による交通事故率は一般人よりも高いとの研究結果が報告されています。安全運転及び運転者の健康上において見逃すことができない病気であり、居眠り運転等による事故を防ぐとともに、運転者の健康を維持するためにも早めの治療をおすすめします。
また、日本では、SAS患者における居眠り運転を原因とする事故率は、SASの重症度の悪化に伴って増加しているとの調査結果が報告されています。
SASに関する自己診断表(エプワース眠気尺度表)を添付しておりますので、自己診断を行ってみてください。