堺市「中区・西区における地域安全対策重点推進事業」の実施について

中区・西区における地域安全対策重点推進事業の実施について

本市のこれまでの主な取り組み
本市では、「市民が安全で安心して暮らすことのできるまち・堺」の実現に向けて、これまで、市民・事業者・関係団体及び地元警察署等と連携しながら、各種事業に取り組んできた。
・防犯灯設置支援事業(平成2年度から)
・自主防犯パトロール団体防犯資機材等支給事業(平成18年度から)
・青色防犯パトロール活動支援事業(平成19年度から)
・街頭防犯カメラ設置支援事業(平成21年度から)
・公共施設等街頭防犯カメラ設置事業(平成23年度単年度事業)等
その結果、大阪府内の犯罪発生が減少傾向にあるのと同様、本市内の犯罪発生も減少傾向にある。

課題
・堺市全体では、犯罪件数は減少傾向にあるものの、区別に分析すれば、西堺警察署管内の中区及び西区内の街頭犯罪情勢は改善があまり進んでおらず、大阪府内でも大変厳しい状況にあり、発生件数だけでなく、事案内容においても厳しい状況にある。
・大阪府警察では平成24年から西堺警察署の警察官の増員により検挙・警戒体制の強化を進めているが、堺市でも中区及び西区内での重点的な安全対策強化を図る必要がある。

府内での現状(平成23年、堺市作成、犯罪率は人口10万人当たりの認知件数)
・刑法犯の犯罪率
大阪府 1,751件 全国1位
堺市中区 2,059件 堺市2位
堺市西区 2,221件 堺市1位
・街頭犯罪の犯罪率
大阪府 787件 全国1位
堺市中区 1,189件 堺市1位
堺市西区 1,054件 堺市2位

区別・街頭犯罪発生のすう勢(平成21年の指標を100とする)
平成23年
中区94 西区80 南区78 北区75 美原区64 堺区59 東区46

区別・重要犯罪発生の比率
平成23年
堺区18% 中区17% 東区8% 西区29% 南区15% 北区13% 美原区0%
重要犯罪とは、凶悪犯(殺人・強盗・放火・強姦)に略取誘拐・人身売買と強制わいせつを加えたもの。

対応方針
本市では、堺市警察部からの要請を受け、西堺警察署管内である中区及び西区内の犯罪情勢を踏まえ、中区役所及び西区役所において、校区自治連合会など自主防犯パトロール団体の協力のもと、西堺警察署との連携をより一層強化し、両区内での地域安全対策を重点的に推進することとする。

地域安全対策重点推進事業:3か年事業(H24年度から)
実施体制
堺市(中区役所・西区役所)、中区民・西区民、西堺警察署
相互の連携・協力

主な取組内容
・区民の自主防犯意識を高める
ホームページやチラシ等を活用し、犯罪発生情報や防犯対策を区民に発信する。
犯罪の発生場所や発生時間帯等を分析し、効果的な青色防犯パトロール活動を推進する。
ひったくり防止カバーや盗難防止ネジを各種イベントなどで配布する。
・防犯カメラの設置など犯罪を抑止する環境を整備する
犯罪の発生場所や発生時間帯等を分析し、公共施設等への防犯カメラの増設や防犯灯・生活道路照明灯の点検・増設を行う。
公園などを点検し、木々などにより見通しの悪い箇所を改善する。
・犯罪が発生しにくいコミュニティをつくる
ゴミの清掃や落書き消しなどまちの美化活動を推進する。
美化活動をはじめ地域の活動を積極的に行い、区民の参加を促進するなど「ご近所づきあい」を深める。

※各種調整がついたものから順次実施し、事業結果の検証を加えて、より効果的な事業展開を図る。
中区・西区の安全・安心なまちづくりの推進