少年の健全育成を図る諸対策の推進

平成28年重点目標推進結果報告書
少年の健全育成を図る諸対策の推進
推進結果
1 非行を未然に防ぐ活動の強化
○ 大阪府、教育委員会等と連携するなどし、小学校高学年や中学生に重点をおいた非行防止・犯罪被害防止教室を開催したほか、臨床心理士等の資格を有する少年補導職員による継続的な指導を行うなど、少年の規範意識向上と立ち直り支援に向けた活動を推進しました。
○ 学校との連携を強化し、問題事案の早期把握と的確な対応を図るため、スクールサポーターを増員し、警察署に配置しました。
2 非行少年グループの検挙・解体対策の強化 
○ 学校等関係機関との連携を図り、非行少年グループの実態把握に努めるとともに、街頭補導活動を強化するなどして、ひったくり、路上強盗等街頭で行われる犯罪を敢行する悪質な非行少年グループの検挙・解体を推進しました。
3 犯罪等から少年を保護するための活動の強化
○ 児童ポルノ事犯等、児童の性的搾取等に係る事犯の取締りを強化し、少年の保護対策を推進しました。
4 地域社会が一体となった少年非行防止に向けた取組の推進
○ 自治体、事業者、地域ボランティア等と連携し、学習支援や農業体験等の各種体験活動を行う等、少年個々の特性に応じた再非行防止活動を推進しました。
事例
◆ スクールサポーターの効果的な運用
小・中学校等への訪問活動を通じて、非行問題等についての相談や情報収集を行うとともに、対教師暴力等の問題を抱える学校では助言・指導を行うなど、スクールサポーターが各学校の実情に応じた効果的な活動を行いました。
◆ 非行少年グループによるオートバイ盗等事件の検挙
オートバイ盗等を連続して敢行していた非行少年グループを割り出し、24人を検挙、補導した上で、55件のオートバイ盗等事件を解決するとともに、同グループを解体しました。
◆ 少年の性を売り物とした形態の違法営業店舗の摘発
学生カウンセラーという名目で18歳未満の児童を雇い入れ、「女子高校生によるカウンセリング」をうたい文句に、マンションの部屋を借り上げたプレイルームで、遊客を相手に児童に淫らな行為をさせていた違法店舗を摘発しました。
◆ 自治体等と連携した非行防止活動の実施
夏休み期間中、各地域において、自治体、学校、地域ボランティア等と協働した夜間合同パトロールや非行防止キャンペーン等を行い、地域一体となって、少年を見守る社会気運の醸成を図りました。
参考指標
○ 刑法犯少年の検挙・補導人員
・ 検挙人員 平成27年 3,586人、平成28年 2,848人
・ 補導人員 平成27年 1,222人、平成28年 922人
○ 福祉犯の検挙人員・被害少年数
・ 福祉犯検挙人員 平成27年 604人、平成28年 621人
・ 被害児童数 平成27年 546人、平成28年 618人